こんにちは、POKO隊長です。

皆様、サーキット走行中にオイルホースが抜けて大惨事になったことはございませんか?
自分のエンジンは焼きついてまうわ、コースにオイルぶちまけて大ひんしゅく食らうわ、ええことまったくありませんよね
他にもダイノマシンの上でパワーチェックしてる最中にぶちまけてしまったり・・・

それはそれは大変なことです。。。

こんな大惨事が起こらないよう、オイルホースの抜け対策は、少しお金がかかってでも投資すべきだと隊長は考えております。

・・・そう、やってしまってからでは遅いんです・・・。やってしまってからでは・・・。

本当にスミマセン・・・


さてでは実際どうしたらいいかですが、T-TECHさんでは、あらかじめかしめたメッシュホースを使って、すっぽ抜けるのを防ぐようにしているようです。

ふむふむ、なるほど、これならばまぁ抜けることはありませんね。
しかしちょっとお高い・・・。
メッシュホースもきっちり取り回し測って、ピタリの寸法を用意せねばなりません。
オイルクーラーの位置を変更した場合、また買いなおさねばなりません。

そこで隊長は、もう少し安くてフットワークのきく商品がないか探していたところ、ドンピシャの商品がありました。

それがこちらです!


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通常オイルホースは内径8mmの物が多いです。しかし、かしめるタイプのこのアダプターは内径6mmのホースに合うような大きさですので、このままではつきません。
そこで、シフトアップさんから販売されてる、内径6mmのものを用意します。

キャッチタンク用ゴムホース(1m/内径6mm):900041-M×1本

オイルフィッティングは自分のほしいものをそろえます。
隊長がそろえたのは上記に加えて、下記の商品を用意しました。

バンジョーボルト M10×P1.25:950017-01(Blue)×4個
バンジョーユニオン 950114-06(Black)×4個
ストレートフィッティング 400104×4個


この組み合わせにたどり着くのにえらい苦労しました
調べに調べまくりました・・・。

しかし、その性質上、かしめる部分にホースを差し込むのはなかなかの力が要ります。ねじ込みながらがんばって、下の写真ぐらいまでホースを差し込みます。

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そして差し込んだ後に、タッチアップペンなどで、かしめて行った時にホースがずれていないかどうかを確認できるようチェックを入れます。

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この緑のような感じです。うまくホースをかしめられたら、あまりずれることなく終わります。

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左右のねじれは大丈夫ですが、離れてしまうとあまりよくありません。
はじめにかしめる外側の部分にホースを差し込んだ際、その差込量によって離れたり離れなかったりすると思います。このあたりはみなさん注意深く観察して、確実にはめ込んでください。

最後にメガネレンチなどでぎゅっと締めこめば、かしめ完了です。
アルミなんであまり締め過ぎると簡単にネジが飛んでしまいますので、トルクのかけすぎにも注意してください。

これで屈強なホースが出来上がりましたね!
しかしこれは比較的安価で出来る代わりに、ホースがゴムなので劣化していきます。
ホースは定期的にチェックし、劣化が見受けられる場合は交換してください。

それと最後に、ホースの大きさ6mmにしちゃって流量大丈夫?という不安もありますが、8mmのホースを使った時も6mmのホースを使った時も、同じバンジョーユニオン・バンジョーボルトを使っています。最終的に吐出するバンジョーユニオンの内径は6mmより小さいので大丈夫かと思います。

最後にレーシングするなりして、オイル漏れがないことをチェックして完了です。

皆様も安全・安心を心がけてサーキットライフを楽しみましょう