ずいぶんとご無沙汰になってしまった隊長です。
こんな更新頻度が少ないのに、長らくご愛読いただきましてありがとうございます
ブログのネタとしては書きたいものたくさんあるのですが、秘密の内容があれこれたくさん・・・
未検証のものもあったりでうかつなことが書けないので、結果ネタがないということに・・・。
まぁそれはさておき、今回の記事はグリスについてです。
隊長はそれはそれはもうケミカルが大好きでございます。
なんでかわからないんですが、ケミカル類を見ていると心ときめいてしまいます
今回はグリスについて触れてみたいと思います。
もちろんド素人の私でございますので、内容はご参考程度にとどめておいてください。
※→更新しました
フォークシール・オイルシールに使うグリス 検証その2!
ある程度バイクを自分で触られるようになられた方でしたら、
各部に使うグリス、これでいいのかな?
グリスって種類あるけど何使ったらええんやろ?
そんな風に感じたことはありませんでしょうか?
だいたいいろんなグリスは調べたらわかるのですが、隊長的にややこしいな〜と思ったグリスについて紹介します。
それは環境的にも過酷な、オイルに浸されている部品に使うグリスです。
少々サイトから画像拝借しまして・・・
このシールの内側、くぼんでいるところにグリスを塗布して、グリス溜まりを作るわけですが、普通のシリコングリスとか、オイルに対して不安定なグリスを使ってしまうと溶け出してしまうわけです。
長く使い続けるとオイルがにじんだりしてよくないわけですね。
そこで調べました
いろんな会社に問い合わせしまくりました
ネットサーフィンしまくって、夜なんか6時間しか寝れてません
まぁそんなことはどうでもいいとして、まずオイル・溶剤に安定的なのがフッ素オイル であるということ。
どれぐらい安定的なんかな〜?と疑う気持ちを忘れない隊長は、実際オイルに浸してみました。
まずこれ、まる1日浸してみたところ、右下の方に白い物体がありますが、これがフッ素グリスです。
評価に使ったのは、こちらのグリス
スミテック製のF931で、PTFEが増ちょう剤として添加されているものです。
実はここのグリスを買った理由としては、急いでいたこともあって、Amazonですぐに到着するということもあったのですが、ここの会社にお問い合わせした時、大変丁寧かつ詳細に、いろんなことを解説してくださいました。
使用用途にある程度あっているならば、私としてはやはりこういった会社様(担当者様)の製品を使いたいと感じます。やっぱり気持ちいいですよね
ただ、フッ素グリスって・・・ひっじょーに高いです
なんとこのグリス100gで・・・
いちまんえーん
かなり勢い余って買ってしまいました
そして次にこの写真が・・・
浸して48時間オーバーのグリス。
見た目、形変わってますが、ためしにフリフリしてみたためです。
しかしまったく溶け出している気配がありません
スミテックの担当者さんが仰るには、フッ素オイルはフッ素以外のオイルとは全く溶け合わない特徴があり、かつPTFEもオイルに溶けないそうです。
したがって、オイルシールのリップに塗布して、初期のなじみ等に効果を発揮するわけですね
他にも、250度までの高温にも耐えうるので、エンジンオイルにも強いと言えます
さらには樹脂に対しても影響を与えません
プラスチックやゴムに対して影響が少ないため、それらの潤滑に適しているようです。
他にも、温度変化に強く、低温から高温まで使え、低蒸発性なので長期的にも使えます。
耐荷重性も優秀です
しかしこれだけでグリスを決めるのは尚早というものです。
オイルの選択でもそうですが、ターゲットとなる温度域での基油動粘度もいくつなのか気にしなければなりません。
フォークオイル専用、エンジンオイル専用のグリスを使い分けるなら専用品を買えばいいと思うのですが、隊長的には1つのオイルでマルチにこなしたかったので、40度の時と100度の時を見比べながら、F931にしようと決めました
この動粘度は似たような表記として、「ちょうど」としても表現されることがありますが、基本的に似て否になるものです。ただ、ドロドロしている、サラサラしているといった参考にもなります。
おおよその目安としては、5W30のエンジンオイルの40度付近では60mm2/s程度(製品によって変わります)、自動車のホイールベアリング用では100〜150mm2/s、シリコングリスでだいたい200mm2/sぐらいです。
このF931は400mm2/s、100度では40mm2/sというスペックになってます。
これだけみるととても硬いように見えますが、実際塗布してみた感じでは、粘り気はあるが、しっかりグリスが保持される、初期しゅう動にも一躍買ってくれるイメージがありました。
動きを邪魔するといった感触はありませんでした。
実際使うまでは、シリコングリスの倍、動粘度が高いということにいかがなものか悩みましたが、あまりやわらかすぎると流れていってしまうという懸念もあります。
個人的な感想ではありますが、実際これを使ってみて、動きに関しては大丈夫だという印象を受けましたので、一安心といったところです。
これには(友人の)愛犬、キキちゃんも大喜びです
でも調べすぎてちょっと疲れちゃったようです
ほんま可愛いなぁ〜
まぁグリス1つとっても、まだまだ奥が深く、調べだすとキリがありません
ここに書けること、書けないこともありますので、ご興味がある方は是非調べてみてください!
1から調べると大変ですが、ここに書いてることを頭に入れてから調べだすと、いろいろと面白いことがわかってきますよ〜
そうそう、関係ないんですが、この間友人についていってもらって、コストコに行って来ました。
そこで見つけたリキュールにこんなものが・・・
「READY-TO-DRINK」て
KTMさんのまわしもんですか
もちろん買いました笑
なかなかおいしかったです
こんな更新頻度が少ないのに、長らくご愛読いただきましてありがとうございます
ブログのネタとしては書きたいものたくさんあるのですが、秘密の内容があれこれたくさん・・・
未検証のものもあったりでうかつなことが書けないので、結果ネタがないということに・・・。
まぁそれはさておき、今回の記事はグリスについてです。
隊長はそれはそれはもうケミカルが大好きでございます。
なんでかわからないんですが、ケミカル類を見ていると心ときめいてしまいます
今回はグリスについて触れてみたいと思います。
もちろんド素人の私でございますので、内容はご参考程度にとどめておいてください。
※→更新しました
フォークシール・オイルシールに使うグリス 検証その2!
ある程度バイクを自分で触られるようになられた方でしたら、
各部に使うグリス、これでいいのかな?
グリスって種類あるけど何使ったらええんやろ?
そんな風に感じたことはありませんでしょうか?
だいたいいろんなグリスは調べたらわかるのですが、隊長的にややこしいな〜と思ったグリスについて紹介します。
それは環境的にも過酷な、オイルに浸されている部品に使うグリスです。
少々サイトから画像拝借しまして・・・
このシールの内側、くぼんでいるところにグリスを塗布して、グリス溜まりを作るわけですが、普通のシリコングリスとか、オイルに対して不安定なグリスを使ってしまうと溶け出してしまうわけです。
長く使い続けるとオイルがにじんだりしてよくないわけですね。
そこで調べました
いろんな会社に問い合わせしまくりました
ネットサーフィンしまくって、夜なんか6時間しか寝れてません
まぁそんなことはどうでもいいとして、まずオイル・溶剤に安定的なのがフッ素オイル であるということ。
どれぐらい安定的なんかな〜?と疑う気持ちを忘れない隊長は、実際オイルに浸してみました。
まずこれ、まる1日浸してみたところ、右下の方に白い物体がありますが、これがフッ素グリスです。
評価に使ったのは、こちらのグリス
スミテック製のF931で、PTFEが増ちょう剤として添加されているものです。
実はここのグリスを買った理由としては、急いでいたこともあって、Amazonですぐに到着するということもあったのですが、ここの会社にお問い合わせした時、大変丁寧かつ詳細に、いろんなことを解説してくださいました。
使用用途にある程度あっているならば、私としてはやはりこういった会社様(担当者様)の製品を使いたいと感じます。やっぱり気持ちいいですよね
ただ、フッ素グリスって・・・ひっじょーに高いです
なんとこのグリス100gで・・・
いちまんえーん
かなり勢い余って買ってしまいました
そして次にこの写真が・・・
浸して48時間オーバーのグリス。
見た目、形変わってますが、ためしにフリフリしてみたためです。
しかしまったく溶け出している気配がありません
スミテックの担当者さんが仰るには、フッ素オイルはフッ素以外のオイルとは全く溶け合わない特徴があり、かつPTFEもオイルに溶けないそうです。
したがって、オイルシールのリップに塗布して、初期のなじみ等に効果を発揮するわけですね
他にも、250度までの高温にも耐えうるので、エンジンオイルにも強いと言えます
さらには樹脂に対しても影響を与えません
プラスチックやゴムに対して影響が少ないため、それらの潤滑に適しているようです。
他にも、温度変化に強く、低温から高温まで使え、低蒸発性なので長期的にも使えます。
耐荷重性も優秀です
しかしこれだけでグリスを決めるのは尚早というものです。
オイルの選択でもそうですが、ターゲットとなる温度域での基油動粘度もいくつなのか気にしなければなりません。
フォークオイル専用、エンジンオイル専用のグリスを使い分けるなら専用品を買えばいいと思うのですが、隊長的には1つのオイルでマルチにこなしたかったので、40度の時と100度の時を見比べながら、F931にしようと決めました
この動粘度は似たような表記として、「ちょうど」としても表現されることがありますが、基本的に似て否になるものです。ただ、ドロドロしている、サラサラしているといった参考にもなります。
おおよその目安としては、5W30のエンジンオイルの40度付近では60mm2/s程度(製品によって変わります)、自動車のホイールベアリング用では100〜150mm2/s、シリコングリスでだいたい200mm2/sぐらいです。
このF931は400mm2/s、100度では40mm2/sというスペックになってます。
これだけみるととても硬いように見えますが、実際塗布してみた感じでは、粘り気はあるが、しっかりグリスが保持される、初期しゅう動にも一躍買ってくれるイメージがありました。
動きを邪魔するといった感触はありませんでした。
実際使うまでは、シリコングリスの倍、動粘度が高いということにいかがなものか悩みましたが、あまりやわらかすぎると流れていってしまうという懸念もあります。
個人的な感想ではありますが、実際これを使ってみて、動きに関しては大丈夫だという印象を受けましたので、一安心といったところです。
これには(友人の)愛犬、キキちゃんも大喜びです
でも調べすぎてちょっと疲れちゃったようです
ほんま可愛いなぁ〜
まぁグリス1つとっても、まだまだ奥が深く、調べだすとキリがありません
ここに書けること、書けないこともありますので、ご興味がある方は是非調べてみてください!
1から調べると大変ですが、ここに書いてることを頭に入れてから調べだすと、いろいろと面白いことがわかってきますよ〜
そうそう、関係ないんですが、この間友人についていってもらって、コストコに行って来ました。
そこで見つけたリキュールにこんなものが・・・
「READY-TO-DRINK」て
KTMさんのまわしもんですか
もちろん買いました笑
なかなかおいしかったです